2009年12月7日月曜日
すみた
「すみた」はしばしば「東京一の讃岐うどん」と言われるお店。噂どおり、かなり質の高いうどんを楽しむことができました。加藤の感想としては「みずみずしいうどん」といったところです。神保町の「丸香」とはだいぶ違う印象です。
また、うどん部に2人新入部員が加わりました。1人はうどん部員でないにもかかわらず「週10回うどん」(東京では珍しい)生活をしていたことのあるK山。もう1人はネイティブ香川人(丸亀出身)。香川の中でも「いい」エリア出身ということで、期待しています。←ちなみに加藤はネイティブ香川人ではありません(6年在住経験)。
詳細はそのうち…できれば近々Webサイト (todaiudonbu.jp) にアップしますので!
2009年12月4日金曜日
根の津
こちらのお店では、注文を受けてからうどんを茹でてくださいます。人気店で並びますが、待った分はうどんの質で取り返せます笑 ちなみに写真は釜玉。
除名キャラの烏D部員から今日も名言が。
烏D「俺マジうどん久しぶりなんだけど」
やっぱり除名ですね!(※)
※4年生なので、普通に研究が忙しかったようです。
2009年10月18日日曜日
エン座
さっきいただいてきました@エン座(東京都練馬区) 写真は「冷かけ」です。
土日は地元で取れた小麦(農林61号)を使っているそうです。普段いただくうどんの麺よりも、強く小麦の味がしました。
詳細は後日、遠征のページで。
2009年10月14日水曜日
味噌煮込みうどん
どうも初めまして。部員その1です。
このあいだF1を観にいった帰りに名古屋で味噌煮込みうどんを食べてきました。おじゃましたのは山本屋本店さま http://www.yamamotoyahonten.co.jp/yamamotoya.html
名古屋には「山本屋本店」と「山本屋総本家」という二つの店があるそうです。カオスですね。店まで行ってみるともう九時過ぎだというのに10人くらい並んでやがります。「みそかつもうまいよ!」という悪魔のささやきを無視して並び続けると意外に回転が速くすんなりと中に入れました。
第一印象はとにかく接客がよい!メニューも丁寧に説明してくれ、麺の堅さについてもきいてくれます。F1帰りなことを察するとその話題もはずしません。完璧。
まず、お通しでさらしタマネギ、キュウリの浅漬け、白菜漬けが出てきます。無料でおかわり自由なのがうれしいです。が、悲しいことに俺と連れの一人は漬け物が苦手でした。
味噌煮込みうどんというとくたくたになるまで煮たものを想像する人も多いと思いますが(自分もそうでした)実際はかなり堅めのうどんです。だしはカツオと昆布に赤味噌を加えたもの。とろみがあり、味もこいのでこれだけでご飯のおかずになりそうです。麺は正直コシがあると言うよりはただ固いというほうが近いのですが、ダシにはむしろこちらのほうがあっている気がします。讃岐うどんの麺ではこのダシには負けちゃいますね。
残念ながらこの山本屋本店さんは東京に支店を出していません。自分がオススメする味噌煮込みうどんの店は本郷にある「味噌煮込罠」さま。店は小さいですがお昼ご飯にはぴったりです。
また来年、鈴鹿に行ってきたら今度は伊勢うどんをレポートしたいと思います。それでは!
2009年9月19日土曜日
2009年9月11日金曜日
2009年9月10日木曜日
丸亀製麺再び
明日うどん作りをやるのですが、今日はkasha氏ことMMDさんとその買い出し途中のお昼ごはんにまたまた丸亀製麺へ。但し今回は大崎ではなく池袋駅にほど近い南池袋店です。
前回の大崎より少し狭めで奥に長い店内。麺の自動水締め機の「ゴボッ」という音が断続的に店内に響き渡ります。あ、ここの店は麺打ちも機械でやるなど合理化されています。いかにもチェーン店といった感じですね(但し、季節や天候によって小麦粉に加える塩と水の量を変えるはずなので、その辺りに勘が要求されるはず。もしかしたら温度と湿度で加える量が統一されている可能性も)。
今日自分はおろし醤油うどん・半熟卵の天ぷら・かぼちゃ天、MMDさんは釜あげうどん・ちくわ天をいただきました。自分の感想おろし醤油うどんは例のもちもち麺健在で良かったのですが、釜あげうどんは運が悪かったのか少し硬く、湯だめうどんに近い感じでした[1]。
かぼちゃ天は、最近立てた仮説「こういう基本的な天ぷらほど(他店と)差がつくだろう」を検証するためいただいたものの、経験不足で今回は差が分からず。修行が足りませんね。
池袋にはサンシャインにも店舗があるそうです!行ってみてください。
[1]釜あげはゆであげの麺をそのまま湯に入れる(それをだしにつけて食べる)。一方湯だめはゆであげた麺を一旦水で締めたものを湯に入れる。そのため両者はやや食感が異なる。
2009年9月6日日曜日
丸亀製麺
今回いただいたのは「明太釜玉うどん」。創作的な感じのメニューですが、もちもち系の麺と、明太子・卵の組み合わせがよく合います。釜玉に何か加えるというのはなかなか単なる「釜玉」にはかなわないものですが、明太子はなかなかいい組み合わせでした。
ところでメニューの下に「あっさり明太子味になりました」との注意書き。お店の方に伺ったところ、以前はバターを加えて「こってり」していたが、アレルギーのお客さんなどがいたためバターを抜いて「あっさり」に変えたとのこと。ということは、アレルギーでない方は、家で釜玉に明太子+更にバターを加えるとまた違った味が楽しめるかもしれません。いかがでしょうか。
ちなみに丸亀製麺はチェーン店で、東京だけでも20軒(しかも大崎だけで2軒!)、全国に276軒あるそうです。そこら辺中にあるらしいですから、近くのお店に行ってみてはいかがでしょうか。
2009年8月30日日曜日
選挙
今日は選挙ですね。自分も投票に行って来ました。
うどん部のブログになぜ選挙?かと言うと、本当は単に記事を増やしたかっただけなのですが…一応うどん的に嬉しい候補はどのようなものか?を考えてみました。
「うどん的に嬉しい」→「おいしいうどんが将来にわたって食べられる」ということで…
①地球温暖化(気候変動)を防止する
②日本の経済力を維持・向上させる
③日本の農業・農業研究を発展させる
3つあげましたが、共通するのは「うどん向けの良質な小麦を手に入れ続ける」という目的です。
①②は、現在うどんを作る小麦の多く(確かな統計はないが、8割以上とも)を占める、オーストラリア産のうどん用小麦を手に入れ続けるためです。
① オーストラリアではうどん向けの厳しい品質基準をクリアする小麦が大量に生産されていますが、地球温暖化などの気候変動があると、干ばつなどの異常気象が 増えその品質を保つのが難しくなり、収穫量が減ります(実際にオーストラリアでは2006年など近年干ばつが頻発して、小麦の収穫量が減っている[1])。
② また、収穫量が減れば、小麦の価格は上がります。その時に、小麦を買うことができるだけの経済力が必要です。そうでなくても、そもそも(うどん向けの)小 麦を栽培してもらうためには、小麦栽培が「儲かる」ビジネスである必要があります。今は小麦が高値で売れるから小麦が栽培されていますが、日本の経済力が 落ちれば他の作物への転作(バイオエタノール向けの作物など)も考えられます。
③は、オーストラリア産小麦依存から 脱却するための対策です。①②がうまくいかなかった場合、うどん向けの小麦の輸入は難しくなります。その時は日本国内で生産することになりますが、輸入小 麦の割合を考えると現状では生産規模が不足しています。また、日本での栽培に適し、かつ良質な小麦の品種改良も不可欠です。現在でも「さぬきの夢 2000」などの優れた品種があり、その後継品種も研究開発が進んでいるそうです[2]が、これを更に進めて行く必要があるでしょう。食糧自給率の観点か らも、生産規模・品種改良ともに重要です。農業というとコメがとりわけ話題になりますが、小麦についても対策が必要です。
…とこんなに書くつもりはなかったのに!ついつい熱くなってしまいました。今当たり前に食べているうどんですが、将来にわたって安泰…とは限らないよ、ということが伝われば幸いです。ではこれを念頭に投票に行ってください(笑)
参考文献:
[1] 吉野正敏, 異常気象を追う - オーストラリアの干ばつ, 2008
http://www.bioweather.net/column/essay2/aw07.htm
[2] 吉原食糧, 【次世代小麦】 さぬきの夢2000の次なるもの, 2008
http://www.flour-net.com/blog/archives/2008/11/2000_6.html
2009年8月29日土曜日
ブログ
写真は、先日訪問した銀座のとあるうどん屋さんのお手洗です。この高級感溢れるお手洗を含めた当日のレポートはたぶん近日公開します。
2009年8月7日金曜日
おうどん部: 丸香(東京都千代田区)
文: 加藤集平
佐藤養助を出発したうどん部は、御茶ノ水駅に移動するため、丸の内線の銀座駅へ向かいます。
銀座は路地裏もおしゃれ。あと、電柱が1本もないんですね。




この地下道では、近隣の小学生が描いたであろう絵がいくつか展示してありました。中でも「夜にそらをとぶたいぞう」が大変気になって写真に撮ったのですが、著作権の関係でお見せできないのが非常に残念です。
ちょっと省略して、うどん部はお茶の水に到着しました。お茶の水橋からの眺めは絶景です。








燦然と輝く「うどん」と「(○に香)」の文字。


丸香のうどんで加藤が好きなのは、何と言っても麺です。舌触りがたまらないのです。讃岐うどんではしばしば、麺の表面が「ざらざら」していることが評価されます。今までは、だしがよく絡むからであろうと思っていたのですが、(それは確かに理由の一つでしょうが)それだけではないことを実感させてくれたのが、丸香です。「こしがある≠硬い」ではないことを実感させてくれたのは香川の中村でしたが、それ以来の開眼でした。そしてこの日も舌触りは健在。写真をお見せできないのが残念です。あ、だしはあまり強い印象がありませんでした(勉強不足でよく分かりません)。
うろ覚えですが、店内の様子をご説明します。お店を入ると、左側に通路とレジ、右側にテーブルが道路に平行に3つ並んでいて、奥に厨房があります。テーブルには椅子が40席程度あって、所狭しとお客さんがうどんを食べています。右奥にうどん粉(○香 特雀)の袋を積んであるので注目。ちなみにうどん屋さんが使うプロ用の粉は小売りをしていないのが普通ですが、500g単位で売ってくださるのが池袋の北東製粉です [1]。東京近郊の方は是非ご利用ください。
ごちそうさまです。

ここで今回の遠征は解散しましたが、加藤、侭田部員、N川部員の3人は明治大学駿河台キャンパスに向かいました。そこには明治大学博物館「刑事部門」(旧: 刑事博物館)があって、拷問・処刑道具などの史料が展示されているということで、かねてより行ってみたかったのです。敬遠されがち(?)な学問分野かもしれませんが、人権を考える上で意義になるはずです。ちなみに博物館内も撮影禁止(のはず)なので写真はございません。悪しからず。
明治大学は丸香のすぐ近くから見えます。ちなみにお茶の水は先程文化の街と申し上げましたが、明治大学の他に、日本大学の一部校舎、駿台予備学校、そして先程のデジタルハリウッド大学などが集まる学校の町でもございます。さらに学校が多いからか、楽器屋も多い音楽の町でもあります。





企画展で面白かったのは、江戸時代の牢獄の解説。実際の牢獄の入り口(1m×1m程度)を再現したものがあり、実際にくぐることができました。常設展でも様々な展示物があり、江戸時代の最も重い罰「鋸引(のこぎりびき)」に使われた道具(レプリカ)や、獄門の様子を写した明治初期の写真を見ることができました。
明治大学博物館の常設展は入場無料(特別展は場合による)[2]。こちらも東京近郊の方は是非いらしてください。

おうどん部: 銀座 佐藤養助(東京都中央区)
あれ、なぜ銀座じゃなくて川崎にいるの?かといいますと、せっかくの夏休み。遠出をしてまず川崎の「綾」におじゃまするつもりだったのです。その後、銀座の佐藤養助に伺う予定だったのですが…
ともあれバスでお店に向かいます。

着いた!のですが…


…休業!
(うちから)2時間もかけて来たのに!
まぁ、遠征をしているとたまにはこういうことがあるものです。
仕方なく最寄りのPC DEPOTで協議をした結果、銀座 佐藤養助に向かった後に、神保町の有名店・丸香へ行くことに。

ちなみに銀座 佐藤養助は稲庭うどんの老舗。稲庭うどんは秋田県湯沢市稲庭町周辺の特産品です。稲庭うどんができたのは江戸時代で、秋田藩のお殿様(周辺)しか食べられなかった一子相伝秘伝のうどんだったそう。その一子相伝の技を特別に(子供以外で)受け継いだのが二代目佐藤養助さん [1] だそうです。その特別なうどんをいただけるお店は限られていて、銀座 佐藤養助をはじめとする佐藤養助各店などそう多くはありません(稲庭うどん組合員はわずか20程度。香川県内の讃岐うどん店数800超とは桁違いに少ないです)[2]。
そして銀座に到着。

だんだんおしゃれな雰囲気に…これはうどん部に似つかわしくありません。

こんな色使いの地下道が他にあるでしょうか?

ま、まぶしい!目がやられる!

そして…

…やってしまった!
そして、間もなく奥の座敷に通されました。
緊張して一様にそわそわするうどん部。

創業「万延元年」とは、西暦だと1860年から1861年にあたる年。五品江戸廻送令が出され、和宮(徳川家茂の妻になる)降嫁勅許が下された年だそうです。
そして加藤が注文したのは「せいろ 醤油つゆ」(ランチタイム1000円)。



加藤は初稲庭うどん。普段いただく讃岐うどんとは全く違う、細くて透明感溢れる麺を堪能しました。醤油・胡麻味噌の両つゆも…いや、あまりに上品でまだ良く分かりませんが、いいものに違いないです。大変美味。
うーん、でも緊張しました。やはりうどん部には似つかわしくなかったのでしょうか。
侭田部員 「これじゃあ、うどん部じゃなくて『おうどん』部じゃのう」

完食。


ここは「うどん」部の来る場所ではありませんでした…
2009年7月10日金曜日
本郷周辺うどん: 丸香(東京都千代田区)
文: 加藤集平
※店内撮影禁止のため、うどんの写真はございません。ご容赦ください。
3回目となった本郷周辺うどんですが、今回は過去2回参加の侭田貴史部員が多忙のため欠席(侭田部員はうどん部発足以来初の(部長企画の)行事欠席!)。ところが、駒場から(※)藤本航部員とN川部員が昼休み+空きコマの時間を縫って来るそうで、加藤は高揚して待ち合わせ場所にいました。ただ1つ心配なのは、加藤は人の顔をなかなか覚えられず、藤本航部員とN川部員の顔がうろ覚えだったことです。
※駒場キャンパスと本郷キャンパスは離れており、電車を乗り継いで40分ほどかかります。基本的に1・2年生は駒場に、3年生以上は本郷に通います。
そして約束の時間が来ましたが、そこには何人か待ち合わせをしているようで案の定誰がうどん部か分かりません。んー、
怪しい人「あの、うどん部ですか?」
誰だっけ?
怪しい人「N川です」
良かった。怪しい人じゃなかったようです。
加藤「藤本部員は?」
N川「知りません」
10分ほど待っても藤本航部員は来なかったので、とりあえずお店へ移動しました。
お、既に行列です。

既に20人以上が並んでいます。やはり人気店のようです。外見からすると、昼休みに出てきたオフィスワーカーの人たちでしょうか。この光景は、まるで香川の(都市部の)ようです。
行列の先頭近くまで来ると、メニューを渡してくださいました。客の回転を早くするためでしょう。ふむふむ、とメニューを眺めていると…
加藤「店内撮影禁止!?」
そう、こちらの店は店内での写真撮影が禁止されています。カメラは体の一部と言っても過言ではない加藤にとっては非常に辛いこと。これも、客の回転を早くするためには仕方のないことでしょう。そういう訳で写真はございません。申し訳ございません。
さて、この後お店に入りうどんをいただいたのですが、その様子は先に執筆した「おうどん部 丸香」をご覧ください。丸香のうどんは「舌触り」です。
ちなみに、食べ終わってお店を出てくると行列に学生が増えていました(入る前はオフィスワーカーが多かったのです)。丸香の徒歩圏内には明治大学などの学校もたくさんあります。これらの学校に通う学生にも人気があるようです。
