2010年11月17日水曜日

本郷周辺うどん: 【閉店】釜あげうどん 高田屋(東京都文京区)


参加者: O槻、加藤集平、侭田貴史
文: 加藤集平

前日に引き続いての本郷周辺うどん。今回は本郷三丁目駅より徒歩5分ほど、釜あげうどん 高田屋を訪れます。


そばチェーンの高田屋とはずいぶん雰囲気が違います。そりゃ関係ないからですが。
中の雰囲気は大衆食堂といった感じです。メニューもこんな感じで壁に(テーブルにも置いてありますが)。

こちらのお店は一本うどん



が有名なのですが、今回は予約の都合で断念。普通のうどんをいただきます。

加藤はざるうどん(650円)、烏Dは釜あげうどん(600円)、MMDは豚肉汁辛口つけめん(900円)と変わり種を注文。これに加えて海老と野菜の盛り合わせ(750円)という天ぷらを3人で分けることに。

(順番にざる、釜あげ、豚肉汁、天ぷら)

この文章を書いている加藤はうどんを3種類ともいただいたのですが、個人的には冷たいざるの方が、温かい他の2つよりも好みでした。ざるの麺、つまり冷やした麺はまるでゴムのような強い弾力があって、しかもねじれています。食べていると口の中のいろんなところが刺激される感じです(笑)。

温かい麺(今回は2つとも釜あげ?)は、ざるの麺よりはいくぶん弾力も緩和され、食べやすくなっています。豚肉汁…は変わり種ですが、これが結構いけます。薬味たっぷり少し辛めのつけ汁が、麺によく絡んで美味です。変わり種というのははずれも多いのですが、こちらの豚肉汁…は当たりです。

海老と野菜の盛り合わせ(天ぷら)の内訳は、海老、かぼちゃ、ピーマン、なす、人参の5種。加藤がいただいたのは、かぼちゃとピーマンの2種。衣もさくさく、かぼちゃ天にひときわ思い入れのある加藤も満足です。

本郷三丁目のほど近く、おすすめのお店です。次回は一本うどんを食べに行きます!たぶん!

2010年11月16日火曜日

本郷周辺うどん: 竹や(東京都文京区)


参加者: O槻、加藤集平、侭田貴史
文: 加藤集平

恒例の本郷周辺うどんですが、今回は御茶ノ水駅より徒歩5分ほど、東京医科歯科大学と湯島聖堂の裏にある竹やを訪れます。


入口はこんな感じ。


おしゃれそうな店ですね。と店内へ。

店内はやや落ち着いた雰囲気の照明。13時半頃に訪れて店内が混んでいなかったのもありますが、昼間でもくつろいだ気分になれます。

ところで、こちらのお店は細麺を出すことで評判だそう。つまり麺が細いのですが、うどん部で行ったお店で細麺をいただくのは初めてです。どんな麺か楽しみです。

豊富なメニューから、O槻はきつねうどん(700円)、加藤は鴨南うどん(950円)、MMDはカレーうどん(950円)&まぜご飯(100円)を選択。鴨南とカレーはメディアにも度々取り上げられる名物だそう。ミーハーうどん部。


こちらのお店では作り置きをせず注文を受けてから麺をゆで始めるので、すぐにはうどんは出てきません。と言っても細麺だからか、わずか10分ほどで運ばれてきました。

順番に、きつねうどん、鴨南うどん、カレーうどん&まぜご飯です。


肝心のお味ですが、まず鴨南うどんの鴨南、カレーうどんのカレーの部分が非常にレベルが高いです。鴨南は甘すぎずしょっぱすぎず、カレーも甘すぎず辛すぎず。両者とも主張が強かったり、くせが強かったりは決してしないのですが、それでいてしっかり旨みは感じられる…絶妙なバランスを保っているところが素晴らしいです。きつねとまぜご飯はこの文章を書いている加藤が食べていないので、ご自身でお確かめください(笑)。

また、細麺も素晴らしいです。決して固くない、むしろ軟らかいけれども、中の弾力というかコシというか、そこはしっかり持っています。香川のなかむらの麺を思い出します(なかむらは細麺ではありませんが)。だしも、麺も、飾らないけれども中にしっかり自分を持っているという感じですね。

ちなみにこちらのお店、夜は居酒屋になるそうです。ランチタイムにも、夜の飲みにも、いかがでしょうか。