2011年12月3日土曜日

富士吉田遠征: 吉田うどん ふじや(山梨県富士吉田市)


参加者: 大谷直也
文: 大谷直也


ふじやうどん 580円
 
この店のうどんは「純田舎風」がコンセプトです。キャベツ・きんぴらがあるうえ、肉はちゃんと馬肉。他にもいろいろ乗っています。
しかしなんといっても特徴的なのは、麺の色が濃く、とにかく太め・硬めなこと。
 

分かりづらいですが、麺に茶色や黒の粉が混じっています。しっかりした小麦粉の味が楽しめます。
 
時間が中途半端で他にお客さんがいなかったためか、ここの店主の方がいろいろうんちくを教えてくださいました。
  • キャベツはビタミンUが多く、硬い麺の消化を助けるために入っている
  • 吉田のうどんは讃岐うどんなどに比べ製粉の度合いが少なく、より殻に近い部分まで使っている
  • 灰分率(粉の硬さの指標)は讃岐うどんが25~35なのに対し、ふじやはなんと55(今まで食べたうどんの中で一番硬かったです)
  • 最近は富士吉田でも、若者を意識して、讃岐うどんに近いような白くやわらかめの麺を出す店が増えている
  • 白いのに硬い麺は食塩を足して硬さを出している(讃岐うどんもそうですね)
などなど
讃岐のうどん学校で修業をされた経験がおありで、香川遠征を熱心に勧めてくださいました。次こそ行けるといいですね。
 
自分はこういう硬ーい麺も好きです。昔のうどんを今に伝える貴重なお店だと思います。
(店主さん、いろいろと教えていただき、ありがとうございました!)

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